2008/12/14 01:19
あざの耕平「
BLACK BLOOD BROTHERS(1)―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 兄弟上陸―」を読みました。ライトノベルには珍しく(←偏見)、『大人』がちゃんと描けているな、と思いました。ミミコ、バドリック、黄など主人公の兄弟の脇を固める登場人物が皆、非常にまともな、社会人としてのリアルな存在感を持って描かれています。“こういう人たちとなら一緒に仕事できるな”という感じです。たいていのライトノベルでは、いちおう『大人』の属性を与えられている登場人物でも、やけに薄っぺらかったり、嘘っぽかったり、存在感がなかったりすることが多いので。もちろんこの小説の魅力はそれだけではなく、設定も重厚ですし、ラスト近く、ミミコがジローに“共鳴”しているシーンはcolorfulで読みごたえたっぷりです。

次に手に取ったのが枯野瑛「
銀月のソルトレージュ―ひとつめの虚言」。最初の方の、主人公と女友達アリスとの会話にイラッときて、いきなり読む気をなくしてしまいました(苦笑)。九条もこの手の女子キャラが描ければ「ヒロインを作るのが下手」などと言われずにすむのかもしれませんが。。。アリスちゃん確かに可愛いけど思いっきり両手で首を絞め上げてやりたくなるぐらいイライラするよ。正直言って。(ファンの人ごめんなさい)